在宅医療

2024.10.4 転倒して頭部打撲した患者

「転倒して頭部打撲した患者を搬送してCTをとる」という業務基準の介護施設  「転倒して頭部打撲した患者を搬送してCTをとる」という業務基準の介護施設群がある。その介護施設の患者さんは外来通院しているわけではない。在宅療養支援診療所が患者さん...
在宅医療

2024.10.3 介護施設の入所

軽度の利用者が介護施設を占拠し重介護の利用者が入所できない現実  私は、長年にわたり、松戸市高齢者虐待防止ネットワークと松戸市障害者虐待防止ネットワークに関わってきた。そして、重介護の障害者が介護施設に入所できない現実は、それらの会議体で、...
在宅医療

2024.9.30 向精神薬と身体拘束

向精神薬よりは身体拘束が安全と考えられる例について  前回、介護スタッフが、高齢者の行動の課題に対して、医師に向精神薬を求める介護施設の話を記載した。 そのような施設でも、通常、「身体拘束は行いません」ということになっている。身体拘束を行う...
在宅医療

2024.9.28向精神薬を求める介護施設

向精神薬を求める介護施設(入居施設、ショートステイ施設)がある。介護スタッフが、次のように語るのである。「車いすから立ち上がって危険でしょうがないから、なんとかしてほしい」「他の利用者に暴言を言うので、困っている」「夜間、大きな声を出すんで...
在宅医療

2024.9.27「1日2食と排泄のケア」

「最期まで自宅にいるために何が必要か」というと、「1日2食と排泄のケア」ではないかと思う。最低必要なものは何か、という討論である。  自宅に、寝たきりの独居の方がいて、この人が、「最期まで自宅にいたい」と希望されるとき、必要なケアは、「1日...
在宅医療

2024.9.26 5020問題

私は20年にわたり、松戸市役所とともに高齢者虐待防止に取り組んできた。 その取り組みの中で、8050問題(80代の親と50代の子が共存する家庭の課題)に関連する高齢者虐待事例(80代の親に対して50代の子がネグレクトや暴力を行う例)に、頻回...
感染症

2024.7.10 コロナの夏季流行について

メディアで報道しないコロナの夏季流行について  テレビでは、熱中症対策が微に入り細にわたり、ニュース番組などで報道されていますが、私の感覚では、コロナの強い流行についても、ぜひ、市民の方に知ってほしいと感じています。また、今日のニュースでは...
感染症

2024.7.7 「パンデミック」介護施設等の方へ

コロナ「パンデミック」(強い流行状態)にあたり介護施設等の方へ  テレビなどでほとんど放映されませんが、現在、新型コロナウイルス「パンデミック」(強い流行状態)です。2024年は、年始から新型コロナ患者さんは減り続け、3月に一番少なくなりま...
感染症

2024.7.7 コロナ「パンデミック」です

コロナ「パンデミック」(強い流行状態)です  テレビなどでほとんど放映されませんが、現在、新型コロナウイルス「パンデミック」(強い流行状態)です。2024年は、年始から新型コロナ患者さんは減り続け、3月に一番少なくなりました。しかし、再び、...
在宅医療

2024.6.14 在宅限界とは何か?

患者さん(介護の用語では利用者さん)の活動性が低下し、在宅で療養することが難しくなり、施設を検討する必要が出た場合、「在宅限界」「在宅は限界」という言葉が使用される。ケアマネジャーなどが「在宅限界」と言う事例を見ると、必要なサービスが十分に...